2019.02.28
オダギリサトシ
  • Activity
  • なし

profile

OSAKA旅めがね全体統括プロデューサー
オダギリ サトシ
株式会社インプリージョン代表取締役
大阪プロガイドマネジメント協会代表
大阪商工会議所ツーリズム振興委員

「おっさんずタビ」千早赤阪村編

連載「おっさんずタビ」第1回
越冬の千早赤阪村編!

旅めがねのミーティング中、「FindOut!」のコーナーは大阪ビジネスカレッジ専門学校の学生が中心に書いているけど、大人もちゃんと書かないとアカンよね~?それも単体の取材記事ではなく、連載ものがいいよね~。なんて話題になり「じゃあ、言い出しっぺの私が書きますか!梅岡さん付き合ってくださいよ。私と梅岡さんのおっさんが二人でどっかに遊びに行って、その様子を記事にしましょう!アラフォーのおっさんがゆるーく大阪で遊ぶ連載シリーズ『おっさんずタビ』をはじめましょう!」

というわけで、新シリーズ『おっさんずタビ』が始まりました!もちろんお気づきの通り去年流行ったドラマ『おっさんずラブ』にタイトル上はインスパイアされていますが、私らおっさんが同性愛者であることは、この原稿を書いている段階では確認できていませんので、そちら方面の展開を期待されている方にはごめんなさい。

ではここで、登場人物を紹介しておきます。

 まずはおっさん1号。現OSAKA旅めがねの責任者、オダギリです。この連載では原稿を担当します。さらにスマホで写真も撮ります。「旅めがねフレンズ」としてガイドもしていますので、そちらもご覧ください。

 おっさん2号。旅めがねを一緒に運営しているスターファクトリーのプランナー梅岡さん。少し前の記事でSHINGO☆西成さんの取材に同行したとき、つけてもらったニックネームが「シャイ・マイ・ペイス」!ということでその名の通りシャイなくせにマイペースというとんでもないおっさんです。

そして記念すべき『おっさんずタビ』の第1回は千早赤阪村への旅。大阪府下唯一の村を訪れることにしました。おっさん1号は何度も訪れたことがありますが、大阪在住やけど大阪のことな〜んも知らんおっさん2号は初めての訪問だそう。
集合は朝8時に富田林駅。取材当日の気温は1度という極寒にもかかわらず、駅前は多くの登山客でにぎわっています。大阪と奈良の県境にある金剛山は都心から1時間程度で1000m級の登山を楽しめるということで、関西の人気登山スポットでもあります。その大阪側の登山口が千早赤阪村にあり、千早赤阪村に向かうバスは登山客だらけです。
今回、おっさんずタビの道先案内人をしてくれるのは、千早赤阪村出身であり、「旅めがねフレンズ」でもあるともえさん。実はともえさんは旅めがねの赤いめがねマークをつくったデザイナーさんでもあります。
これ。

早速、登山客ばっかりのバスに揺られながら千早赤阪村へ。ここでともえさんの千早赤阪村愛がさく裂します

ともえさん:「千早赤阪村って村がつくから、どんなに田舎なんって思われるんですけど、すごく便利なんですよ~。バスでたった15分ほどで富田林に着きますし~。バスが少ない河内長野の新興住宅地なんかより絶対便利ですよ~。富田林から阿倍野まで30分ですし~。」

おっさん1号:「・・・・・・(いや、天王寺に住んでいる私に便利といわれても・・・)」

ともえさん:「それに、この金剛バスって根性あるんですよ。南海バスは雪ですぐ運休するのに、金剛バスは雪ごときで止まらないんです。で、見てください。この細い道をバスが走るんですよ~、金剛バスはテクニックがあるんです~。」

おっさん2号:「・・・・・・(ICカードは使えへんけどな・・・)」

 そうこうしている間に、ともえさんの地元に到着。千早赤阪村はかつて、千早村と赤阪村が合併してできました。ともえさんは富田林寄りの赤阪出身。赤阪の繁華街と名高い?「森屋」で降ります。
 おっさんずはいきなり街並みにテンションアップ。ちょっと歩くだけで立派な田舎の家がたくさんあります。もちろん空き家もたくさんあるわけです。「ちょっと欲しいなぁ、こんな家。」と、ついた早々に脱線して物件見学になっています。
 気を取り直して、最初の目的地である道の駅「ちはやあかさか」へ。「ん?ん?んん?」思ってたのと違うこじんまりとした道の駅に驚くおっさんず。ともえさん情報によると、昔からある道の駅だけど、去年の春に移住してきた若い人たちの手作りでリニューアルしたんだとか。確かに手作り感がいい感じ。スタッフも若い人が多く、大型道の駅にはないフレンドリーさがあるし、かといって田舎の道の駅あるあるの老人集会所感もないので、空堀とか中崎町とかの空気感が流れています。しかし、到着が早すぎた!コーヒーはできるけど、食事が届いてない。。。。まぁ、ゆっくり旅なのでまずはモーニングコーヒーでも飲みましょう。
 コーヒーをいただきながら、道の駅を運営する菅原さんにお話しをうかがいました。菅原さんは愛知県出身。就職で大阪に出てきて市内に住んでいたのですが、結婚を機に田舎暮らしを始めたそうです。最初は「天王寺より南は怖い」って思っていたそうですが、来たら楽しい。だんだんと地元の人にも受け入れられるようになり、最近は「村の人っぽくなってきた」と言われるそうです。道の駅の運営だけでなく、空き家の紹介もやっているとのことで、おっさん1号は気持ちがそちらに。。。。
 菅原さんから、すぐ近くのスイセンの丘でおでんの屋台が出てますよ~との情報をゲットしたので、さっそくスイセンの丘へ移動。いやぁ、おっさんとスイセンは全く似合いませんね。やはりここは美人モデルが欲しいところです。たった1分の滞在でスイセンの丘を後にして屋台へ。地元のお母さんの手作りおでんをいただきます。
 この時点でまだ10時前。朝から酒を飲んで幸せなおっさん旅です。しかし雪がちらつく中でのおでんは一瞬にして冷め、暖とトイレを求めて道の駅へ。今度は道の駅に行列ができています。朝から昼過ぎに売り切れるまで限定販売のご当地いちご「ちはや姫」の販売に並んでいるそうです。
 おっさんずもトイレを済まし行列に並びます。ここはおっさんの男気をみせて「いっちゃんええのん」をオーダー。6粒で2900円のちはや姫を買って食べました。やっぱり美味しい!!他の高級いちごは知りませんが、これは美味い!生産者のおっさんも一緒に3匹のおっさん(ドラマが変わった)で記念撮影。
 道の駅の斜め前が楠木正成の産湯だそうです。千早赤阪村とか河内長野市とかは楠木正成のゆかりの地がたくさんあります。おっさんずは楠木正成にそれほど興味がないですが、軽く見に行っときます。。。。はい、案の定一瞬で帰ることとなりました。その帰り道、畑仕事をするお洒落なマダームに声をかけられました。
 このマダームは千早赤阪村に移住してこられ、休耕地を借りて趣味で野菜を作られているという山内さん。この畑での活動を通じてできた人との繋がりで、現在は里山遊びや土染めの体験イベントを行なっているそうです。「ちょっと野菜持って帰る?」とお声がけいただき、大根、ニンジンなどを収穫させてもらいました。
 正直、スーパーで売っている野菜より見た目は劣りますが、味は比較になりません!ニンジンってこんなに甘かった? 大根も葉っぱまで美味しくいただきました。
 山内さんに「ありがとうございました!これからバスで山奥の方に行きます~。」とお礼をすると、「そんなん私が送っていってあげるわよ~。雪降ってるし、バス少ないし」と夢のオファーをいただきました。千早赤阪村のひと優しいっす。
 山奥に行くとさらに雪が激しくなってきました。都会のおっさんずは凍えています。そんなおっさんずにお構いなく、「この奥に山小屋があるのよ~」と民家の立ち並ぶ細い路地に入っていく山内さん。「えっ?ここ通っていいんですか?」というような人の家の庭先みたいなところを通りたどり着いたのは「Dolpo B.C.」というカフェのような山小屋のような古民家を改装したスペース。
 山内さんと同じく移住者でヒマラヤに通っている方がいて「登山家が集えるように」と作った場所なんだとか。残念ながら当日はお休みでした。「また覚えといて来てね」と山内さんに言われましたが、路地の奥すぎて地図があってもたどり着けない予感しかしません。
 こんな雪が降る日に来るか?と自問しながらも、本日の本命ポイントにやってきました。おっさん1号にとって、千早赤阪村と言えば「マス釣り」です。小学校のころからここが大好きでした。去年も息子と遊びに来ました。
 釣り放題のコースと、釣った魚の買取コースがありますが、今回は短期決戦の買取コースで遊びます。釣った魚は100g230円で買い取りし、さらに100g136円で調理もしてくれますので、手ぶらで楽しく美味しく遊べるのがメリットです。
 まずはおっさん2号がチャレンジ。一瞬で釣れます。釣った魚にディープキスするあたりがシャイ・マイ・ペイス笑!
 続いてともえさん、山内さんもチャレンジ。実は山内さんは釣り初体験。マダームなのにキャーキャー大騒ぎしながら釣りあげました。
 到着から20分後、釣った魚は塩焼きと唐揚げに姿を変えて我々の前にやってきました。こんな美味そうな肴を目の前に飲まない訳にはいかんでしょ。
 寒いけどワンカップの冷や酒。これぞおっさん。それも大阪は藤井寺の冨士正。なかなかマニアックな大阪の地酒であって、静岡県の美人利き酒師がいる富士正酒造ではございません。獲れたてのニジマスを肴に昼からカップ酒とはおっさんずタビ冥利につきます。
 とはいえ、ニジマスは3匹しか釣っていません。もうちょっと食べようと、登山客などに大人気の蕎麦屋へ。
 1,512円でこのボリュームの「えにセット」はそりゃ人気だわね。ざるそばに地元野菜のお惣菜にお米も地元のお米なんですから。ただ、ただ、ただ、酒の取り扱いがないことだけがただひたすら残念です。ぜったい、これで日本酒飲んだら美味かったでぇ~。
 旅のゴールは村長がやっている豆腐屋さん。金剛山の伏流水を使って作った豆腐が絶品なんです。実は朝に食べたおでんの豆腐もここの豆腐でした。もちろん豆腐が美味いのですが、おっさん1号のおススメは
 このプリン。やっぱりランチの後はデザートが食べたくなりますやん?
 プリンを食うおっさんず。ええ表情してます。

 寒さもピークを迎え、おなかも満腹。いちごに大根にとお土産もいっぱい、大満足の第1回おっさんずタビとなりました。ちなみに今回の旅はめっちゃ寒かったこと、酒もコーヒーも飲んだことも相まって、たぶん人生で一番トイレに行った半日旅でした。朝8時から15時までで計9回。。。。でもご安心ください。今回のルートだとトイレに困ることはありません。キレイなトイレがたくさんありますので。女性も安心です。
 最後は市内に帰ってきて居酒屋でおっさんず打ち上げ。今回の旅の振り返りや、次回どこに行くか?今からスナック行くか?など話は尽きないのでありました。。。
 次回、どこに行くかは未定ですが、おっさんずタビに同行してみたいおっさんや、中身がおっさんの女性を募集しております。興味のある方はおっさん1号までご連絡くださいませ~。


千早赤阪村に行ってみたくなったら!
「旅めがねフレンズ」のともえさんがご案内させていただきます!