久しぶりの更新で戸惑いを隠せないおっさん１号です。どんなテイストで原稿を書いていたのか、過去３回分を読み直して書きました。ちなみに原稿は書いてないですが、前回の記事と今回の記事の間に、おっさん２号と「プライベートおっさんずタビ」もしました。天王寺から美章園そして天王寺まで歩いて４軒のハシゴ。飲みすぎて安定の記憶喪失になり、帰りに大阪環状線ぐるぐる回るあたりがシャイマイペイスっぽくて素敵でした。

　今回はおっさんずタビならぬ「おっさんずタコ」です。大阪の夏の旬といえばタコや！大阪湾に大量のタコが発生するので、それを釣って食おうじゃないか！実はそんな魂胆で去年にタコ釣りからのたこ焼き作りのロケをやったのですが、原稿担当の某氏が書き上げるのが遅くお蔵入りしていたのです。ですので今年こそは記事にするぞ！とリベンジロケなのです。

　朝４時半。オッサン２号が１号の自宅に迎えに来てくれ、南港に向かって出発です。車内で喋っていると２号が衝撃の発言。「こないだ釣竿が折れたんで、今日は何も持ってきてないんです。。。」マジか・・・とんでもないシャイなマイペースだぜ。

　途中、釣り道具屋やコンビニに立ち寄ってやってきたのはコスモスクエアの釣り解放区。おっさん１号は海を目の前にハイテンションです。というのも、数日前に下見に来てグッドサイズのタコを釣っているので釣る気マンマンなのです。

※大阪の港湾エリアは釣り禁止のところが多いので、釣りをされる方は事前にネット等で調べてください。なお、この写真は他の人が写らない様に釣り禁止エリアで撮影していますが、実際の釣りは１００ｍほど移動してＯＫエリアでしています。

　おっさん２号も人の竿を借りて釣りをします。そう、手ぶらでやってきたシャイマイペイスは私の竿で釣りをするのです。ええオッサン２人が１本の竿を交代で仲良く使っている姿は早朝のコスモスクエアに温かい空気を作ったことでしょう。。。。

　すると早速、おっさん２号の竿（正しくは１号の竿）にアタリが！アタリと言っても他の魚のようにググッ、ゴツゴツといった引きがあるのではなく、モタァ～っと重たくなるのがタコ釣りの特徴です。「アレ？これ釣れてる？釣れてる？」と半信半疑で巻き上げるおっさん２号の仕掛けにはタコが釣れています。「タコ獲ったどぉぉぉぉ～」

　ご機嫌にタコを釣ったおっさん２号はタコ動画を撮影したりして、タコと戯れています。悔しいので１号も同じ場所で頑張りますが。。。。目の前を大量のエイが泳いでいきます。実はエイはタコを食べるので、エイがいるとタコは石の下などに潜り込んで・・・・つまり釣れないのです。。。。

　それでも諦めずに竿を交代しながら釣りを続けるおっさん１号と２号。しかしながらタコからのシグナルはありません。目の前をタンカーが通り、時間だけが流れていきます。もちろんめっちゃ暑い。まだ午前７時だというのに暑い。朝から熱中症なるんじゃないの？ってぐらい暑いです。

暑くて死にそうなので、一旦車に逃避行です。エアコンの効いた車は涼しいです。ちょっと移動しようと、咲洲から地下道を通って夢洲へ。夢洲から橋を渡って舞洲へとアイランドホッピングです。フィリピン辺りでしか楽しめなさそうアイランドホッピングを大阪で楽しんじゃうなんて贅沢きわまりない！人工的な埋立地やけど。。。写真は「ここで万博するんっすか？何もないですやん！」というおっさん２号。

　一応、舞洲でも釣竿を出します。しかしここでもエイがわんさか。。。。釣れる気がしません。。。。そんな中、隣のオッチャンの竿がしなります。見に行くと大きなチヌです。それも真っ黒でデップリと肥えた居着きのチヌです。おっちゃん曰く今日１０匹目だそうで。さすが大阪湾はチヌの海（茅渟の海）ですね。

　さすがの暑さと釣れなさにダウンした二人は９時過ぎに釣りを断念。リベンジにタコ焼きでも食べに行こう！と近くのたこ焼き屋を調べていくも・・・・。当たり前ですがこんな朝からやっているたこ焼き屋はありません。。。。当初の予定では大量のタコを居酒屋に持ち込んで夜は宴会しよう！って事だったのですが、獲らぬ狸のなんとやらになってしまいました。唯一１杯だけ釣ったタコはおっさん２号が持ち帰って家族と食べたそうですが、お子さん達がペロッと食べてしまったそうです。

　悔しくてリベンジしたい気持ちしかないおっさん１号ですけど、大阪湾タコ釣りツアーを販売したら来てもらえますか？行ってみたいご意見が多ければ実施しますのでメッセージをお待ちしております。同じ場所では難しいかもしれないので、船で沖の堤防に渡ってリベンジしましょう！