大阪といえば『あるとき～、ないとき～』で有名な551の豚まん！今回は浪速区桜川にある工場に取材に行ってきました。豚まんを作るにあたってのこだわりや関西にしかない理由などなど！さらに！レストランでは豚まん以外にも絶品中華料理が！

服を着替えて、いざ工場内へ！工場内は広報担当の八田さんと西本さんに案内していただき、取材、工場編スタート！

551蓬莱の店舗は関西にしかないってご存知ですか？『あるとき～』『ないとき～』でおなじみのあのCMも関西でしか放送されていません。では、なぜ店舗が関西にしかないんでしょうか。

その理由は豚まんなどに使われる生地にあります！

551蓬莱の生地は浪速区桜川の工場で全店舗分作られています。工場で作られる生地は1時間で発酵するもの、2時間で発酵するもの、3時間以上で発酵するものの、3種類に分けられています。使うタイミングによって各店舗の発注担当の人が注文します。生地の発酵が最長3時間ということから、工場から150分圏内の場所にしか店舗がないのです。

関東の百貨店などのイベントや催事などでは生地の粉とミキサーを持ってその場で生地を作っています。そうしないと包みたての豚まんをお客様に提供できないからです。

この生地が551の豚まんのいちばんのこだわりなんだそうです！

豚まんの具は玉ねぎと豚肉のみ！シンプルな具でも満足してしまいますよね。理由は具材の切り方にあります！

まずは玉ねぎ！工場には玉ねぎを切るフロアがあり、ここで朝からその日使う分の玉ねぎを切っています。

続いてはお肉！

豚肉はもも、うで、バラの3種類と背脂をブレンドしてつくっており、サイコロ状に切られています。サイコロ状に切ることで豚肉の美味しさと食感を残し、食べた時に肉肉しい感じをガツンとつたえます。

その後、玉ねぎと豚肉、味付け秘密の調味料を混ぜて具は完成です。あまり混ぜすぎないことがポイント！ちなみに、ニンニクなどは入っていないため、豚まんの香りは玉ねぎによるものだそうですよ！

他にも餃子や焼売などの製造も見てきました！

▲焼餃子

▲焼売

▲からし

551蓬莱で豚まんなどを買うと付いてくるからし。このからしも551蓬莱の工場で作られています。ふつう、からしは日持ちするもので冷蔵庫に入れておいている方が多いと思いますが、551蓬莱のからしには消費期限があるのです！551蓬莱のからしは保存料を入れてないため、2〜3日すると色が変わってきてえぐみも出てきます。豚まんとご一緒に美味しい状態のからしをつけて召し上がるのが一番です。

続いては551蓬莱のレストランに向かいます。

551蓬莱にもレストランがあるってご存知でしたか？工場から歩いて20分ほどの隣駅なんばにある551蓬莱本店で他2人と合流しました。

まずはお店の厨房で豚まんを包んでいるところを見せていただきました。

▲本店限定、叉焼まんの包餡作業です

工場で作られた具や生地が各店舗に届けられます。発酵した生地を一つ一つのサイズに切り分け、もう一度ビニールをかけて寝かせます。その後にお店の中で一つ一つ包んでいきます！

1人1日千個以上は包んでおり、1分間に4個という速さで包んでいます。忙しいときは1分間に6個も包むんだとか！10秒で1個包むという早業です。多い日には1日1万個の豚まんをつくっています。

▲豚まんの包み上がり写真です

むしあがったものをお客様の注文を受けてから箱に詰めて行きます。すぐに食べられるお客様にはさらに出来立てのあつあつのものをお渡ししています。

ひとつひとつ包んでいるということもあり、551の豚まんは、ひとによってちょっと形が違ったりすることを『顔が違う』といい、綺麗なものを『美人豚まん』というらしいですよ！

では、Let's実食！

▲いただきます。

▲極上海鮮焼そば、麻婆豆腐、本店のみで販売されているあんまんと叉焼まん、豚まん

▲ごちそうさまでした。

持ち帰って、ご自宅で楽しむのもあり！レストランで出来立てホヤホヤの料理をいただくのもあり！お店でアツアツを受け取って、その場ですぐたべるのもあり！皆様も是非、大阪に来られたときは551蓬莱に寄ってみてください！美味しい料理があなたを待っています！