2020.06.10
チーム★猪鹿蝶
  • Spot
  • 京阪エリア

profile

大阪ビジネスカレッジ専門学校マスコミ学科所属の学生ライターチーム第二期生

紙谷 悠哉(写真左)
猪鹿蝶の「鹿」担当で、チームを仕切る頼れるリーダー。ヘアアレンジが得意でその器用な指先から繰り広げられる記事には期待が高まります!

御影 由依(写真中央)
猪鹿蝶の「蝶」担当で、蝶のようにかれんに舞いまくる紅一点のアイデアメーカー。あなたも私の魅力的なワードチョイスに酔ってください。

河西 祐輔(写真右)
猪鹿蝶の「猪」担当で、多趣味な男。突如出る専門知識には脱帽物です!

パワースポット「磐船神社」に迫る!

▼〜修行の場に大きく聳える天の磐船〜

磐船神社は、交野市に存在する由緒正しき神社です。年々訪れる人が増えるこの神社の魅力を、特別に許可を頂き、普段撮れないような所も写真に収め、色々な角度から探ってきました!
(2020年1月31日取材)
磐船神社の本殿
今回、ご協力いただいた磐船神社の宮司、西角明彦さんです。
▶︎長くあり続ける磐船神社の秘密
磐船神社は歴史を遡ること約1500年。物部氏と蘇我氏が争いをしていた時代から既に存在していたようです。

ここは、岩窟巡りで有名でそれ目当てに外国からも多くの観光客の方が来ています。そのルートは、元々修行の為に潜っていた場であり、少し雨が降れば氾濫するような川も流れる程危険な場所でした。ですが現在は川の氾濫をなくす為に違う所に川を繋げ、素人でも宮司さんの許可の元、立ち入ることが可能になりました。
▶︎いざ!岩窟巡りへ!
岩窟巡りには拝観料500円でこの白いたすきを受け取り参ります。
無事故を祈り神様に安全祈願して行ってきます!
!注意!
岩窟内は入り組んだところが多く危険を伴う場合があります。高齢の方、子供、極端にふくよかな方は拝観できません。
また汚れて困るような服を着ている人、ピンヒールをはいている方もNGだそうです。
まず、入り口の細いせまい階段を下りて下に向かいます。
この時点からただならぬ雰囲気を感じ取りびくついてる三人。
階段を下りると、四方八方岩に囲まれた景色が広がります。あまりの大きさに岩が迫ってくるような感覚に陥りました。迫力がすごい!
橋を渡っていきます。

先ほど説明があったようにここは元々修行の場で、一般向けに岩窟巡りを開始する前はもっと暗く川の音も荒々しく過酷なものだったそうです。今は気を付けていれば大丈夫なのでご安心ください❤︎空気がよく川の音も心地よくマイナスイオンドバドバなのかとても癒されました!
ちなみに下から見るとこんな綺麗な写真が撮れます。

この場所は撮影可なのですが、この先岩窟内にカメラを持ち込むことは禁止されています。拝観後に、入口と出口付近に限り、写真を撮りに戻ることができるそうです。
▶︎ここからが本番!
ここからは危険なので撮影禁止となっています。(今回の撮影は特別な許可をいただきました。)

進んでいくと、急に狭く入り組んだ岩たちが襲ってきます。まるでインディージョーンズのように岩をつたい進んで行きました。
そして人一人分でやっと通れる場所も!神社なので厳格な雰囲気で行こうと思っていましたがあまりにもアスレチック要素が多く普通に楽しんでしまいました(笑)
三分の二ほど進んだところです。奥深く行くと、自然の形でできた岩が積み重なったり、頭上が低い所もあったりして、ロッククライミングのように登っていきました。
キャーキャーと楽しんでいた三人ですが足を滑らすと大ケガしそうな岩場を上っていくうちに楽しむなんて余裕がなく息を切らしながら進みました。
▶︎出口を越えた先には…!
出口に着くとすぐに階段が現れ、この場所にたどり着きます。この場所は何だと思いますか?

答えは、日本神話に登場する天照大御神がお隠れになった天岩戸なんです。この神話について語りたいのは山々なんですが話し始めると止まらなくなってしまうのでそれはまた次の機会とします(笑)

天岩戸と聞くと伊勢神宮を想像する方が大半だと思いますが、日本の数箇所にこのような岩戸が存在しており、その場所によって少しずつ違う形で天照大御神がお隠れになったという伝説が残っているみたいです。そうやって聞くと、確かに隙間から天照大御神が覗いているような…(笑)
▶︎体験し終えて
最初は、どんな感じなのかワクワクしながら進んでいったのですが、中に入ると、手付かずの自然の岩が積み重なっていて、とても感動しました。岩には、矢印が書かれており、矢印通りに進めば、必ず出口に到着するので、そこは安心して進めました。個人的には、こういったところに行くのが初めてで岩窟巡りも中々ない体験で、中に入っていたら、涼しく、色々な岩が積み重なっていたので、色々な表情が見れたのがよかったです。終わった後は、心が洗われました。

PICK UP!

アクセス

近鉄奈良線の生駒駅からバスが出ています。生駒駅北口1番ホームから北田原駅行のバスが出ており、北田原バスターミナルから徒歩10分程度で着きます。

週末でも行ける神社で、夏には岩窟の中は涼しく、心も体をリフレッシュでき、パワースポットとしてオススメです。
>>>Googleマップ「生駒駅から磐船神社」