2021.02.03
チーム「あぼかどパセリ」
  • Spot
  • 岸和田・和泉・泉佐野

profile

大阪ビジネスカレッジ専門学校マスコミ学科所属の学生ライターチーム第3期生


# アボカド担当:勝吉 梨苑(写真一番上)
「カド」なのか「ガド」なのか分からんけど、アボカドは好きです。

# トウモロコシ担当:山内 さゆり(写真上から2番め)
コーンスープ飲み放題は戦いです。

# パセリ担当:西 航平(写真上から3番め)
青々しい?いいえ、神々しいです!

# エシャロット担当:岩元 陽大(写真一番下)
名前とか響きとか色とか可愛いですよね。まぁ僕はそれより可愛いんですけどね。

『大阪府立少年自然の家』で野外活動を満喫!

あぼかどパセリのガイドブック【野外活動編】大阪で体験できる広大な自然『大阪府立少年自然の家』をレポート

林間学校やキャンプファイヤなど、学校行事の校外学習の場となることも多い「少年自然の家」。今回は、大阪府貝塚市にある『大阪府立少年自然の家』へと取材に行ってきました。広大な自然の中にある施設を巡り、実際に野外活動を体験!!炊事にツリーイングと、取材ということも忘れて自由に楽しんだ私たちチーム「あぼかどパセリ」。体験させていただいた施設の魅力を、ガイドブックとして記事にまとめてみました!(2020年10月30日取材)


遊びどころ満載!貝塚のアウトドアスポット
『大阪府立少年自然の家』は、普段体験することのできない大自然での活動を思う存分体験できる施設です。敷地内にはバーベキューができるキャンプ場、美しい景色が楽しめる展望台、ユニークな遊具があるアドベンチャーランド、冒険気分が味わえる冒険の森などがあり、さまざまな体験ができます。私たち取材陣も普段では味わえない大自然にとても心躍りました。



>>> 自然とシンクロ!非日常的空間を楽しむ「ツリーイング」

今回の取材では、野外プログラムの一つである「ツリーイング」を体験させていただきました!

ツリーイングとはロープを使った新感覚の木登りで、「Climbing(クライミング)」「Learning(ラーニング)」「Sharing(シェアリング)」の3つの” ing ”の three(スリー)と tree(ツリー)をかけて名づけられたものです。安全で自然に優しい木登りの技術を伝え、木と人間の関わりを学び、自然と人との繋がりを感じることがツリーイングの醍醐味なのですね!

☆ いざ体験へ!
はじめにツリーイングに必要な道具を準備します。ヘルメット、軍手、専用のハーネスをインストラクターの方の説明を聞きながら装着していきます。専用の道具を身につけると、気持ちがどんどん昂っていきます!

インストラクターの方からツリーイングの説明と、木の上での約束事をしっかり聞いたら、いよいよツリーイングに挑戦です!

小学生からでも楽しめるというツリーイング、簡単なのかと思っていたら、これがなかなか難しい!

しかし、少し時間が経ちコツを掴むと難しさは感じなくなり、木を登る楽しさと自然の優しさを感じるようになりました。

登っていく途中、辺りを見渡す余裕が出てくると、そこには普段見ることができない木の上だからこそ見られる景色が広がり、空気は澄み、風が気持ちよく、まるで自然に溶け込んだような気分に!地上から約20mの位置のゴールでは、疲労やしんどさを忘れるほどの、達成感と癒しを得ることができました!
↑陽大、航平の二人がゴールまで登っている下の方、テンション上がって木にしがみついてセミの真似をしているのは取材に同行してくれた梅岡先生(41才)
このガイドブックだけでは伝えきれない、チャレンジした人だからこそ分かる喜び、面白さ、魅力が、ツリーイングにはたくさんあります!特別な体力や技術は必要ないので、自然の中で普段とは違う体験をしてみたいと思ったら、ぜひ『大阪府立少年自然の家』へ遊びに来てチャレンジしてみてください!
# 「ツリーイングプログラム」 費用について
・ツリーイング体験基本料金(指導料、保険代等含む):1名につき4,000円
・ツリーイングギア(ヘルメット、ハーネス等)レンタル料:1セットにつき2,000円(ツリーイングクライマー有資格者の方は1,500円)
※表記価格は税込です
※2021年2月時点の情報です
>>> 詳細は大阪府立少年自然の家ホームページの「ツリーイングプログラム」をご参照ください。



チーム対抗!男子 vs 女子 vs 先生 どのチームが一番美味しく作れるの?野外炊事対決!
さぁいよいよこの取材のメイン企画!施設の方々のご協力のもと、野外炊事体験をさせていただきました!施設内に炊事場はいくつかありますが、今回お借りした場所はこちら。
「バーベキューガーデン奥貝塚」
周りを森に囲まれた自然豊かで広々と落ち着いた空間です。駐車場からも近く、荷物の移動も楽ちん!家族づれ、友だちとも気軽に使えるバーベキュー場になっています。今回の企画のように食材持参でも楽しめますが、BBQやカレーなど事前に予約しておけば材料を用意しておいてくれるサービスや調理器具の貸し出しなど(共に有料)もあるので、手ぶらで来ることもできます!

>>> いざ対決スタート!

自然の中での自炊、いいものを作るために全力を尽くしたい・・・。ということで、男子2人、女子2人、先生とチームに分かれて競い合うことで、どのチームが魅力的かつ美味しい料理を作れるか、対決することにしました!

───「あぼがどパセリの野外自炊対決」ルール説明
テーマは肉料理!各チーム2,000円以内で買い出しをして、購入した材料で自炊、最後はみんなで実食して判定します!さぁ、どのチームが勝つのでしょうか!?

各チームの献立表はこちら

【男子チーム】
ステーキを贅沢に使ったサンドイッチ、串焼きねぎ肉巻き、じゃがバター

【女子チーム】
餃子

【梅岡先生チーム】
ご飯

男子チームはバーベキュー向きのメニューを豪華に3つも用意、対する女子チームは「え?野外で作るの?」という意外な1メニュー、餃子で勝負!梅岡先生はチームと言っても一人なので、肉料理のお供に欠かせない白ごはんを炊くのを担当してもらいます!



>>> 実は来る前に買い出しから勝負は始まっていました!

取材陣が最も楽しみにしていた野外自炊対決、実はここに来る前、貝塚駅に集合した時から勝負は始まっていました。近くのスーパーでまずは買い出しです!



【男子チーム】
男子チームのメイン料理となる「ステーキを贅沢に使ったサンドイッチ」はお肉が重要・・・。味と見た目で美味しさが決まるので慎重に選ぶ二人です。今回は贅沢でがっつりとした料理を作りたかったので、かなりぶ厚めの“ロースステーキ”をチョイスしました!



【女子チーム】
女子チームは男子と違って単純に食材をカゴに入れていくだけで、この表情。余裕が滲み出ています。(笑)



>>> こだわりの調理タイム

バーベキューガーデン奥貝塚の利用方法についてスタッフの方から説明を受けたら、まずは火起こしから!
肉を使った料理ということで、少し強めに火力を起こせるようにしました。火を起こすだけでも自炊をしているという実感がわいてきて、テンションが上がります!



【男子チームの調理へのこだわりポイント】

肉は大きく大胆に!!自炊の楽しさは「普段できないものが作れること!」ということで、サンドイッチに挟むステーキ肉はワイルドな切り方で作っていきます。

2品目「串焼きねぎ肉巻き」の味付けはシンプルに塩こしょうで。肉の味をそのまま生かし、誰もが好む定番の味を狙って仕上げていきます。

そして3品目、自炊といえば!の「じゃがバター」は肉のお供の best match を目指します!



【女子チームのお気軽料理手順】

女子チームは特にこだわりということもなく、お気軽料理のスタートです(笑)メニューは「餃子」!
まずはキャベツを切って、ミンチ肉と混ぜて、あんを作ります。

あんができたら餃子の皮で包んでいきます。あんはたっぷり!

さぁ、包み終えたらあとは焼くだけ!なかなかいい出来です。たくさん作りました。

そう言えば、ちゃんと女子チームにもこだわりポイントがありました(笑)餃子のあんの中身に梅やチーズや大葉を入れて、味の違いを楽しめるようにしていたんですよね〜。


いっぽうその頃、梅岡先生チームは・・・

なんと炭を使わずの、薪から火をつける本格派でスタート!

洗ったお米を鍋に入れて、薪に火をくべます。火力が強すぎると焦げてしまうので、調整が難しく、緊張感のある作業です。
↑ご飯のかたさを確認する先生。その姿はまるで職人!!(笑)


>>> 料理完成〜!!

それでは各チームの完成品を見ていきましょう!



【男子チーム完成品】

男子チームのテーマであった“贅沢で美味しい料理”ができました!メイン料理の「ステーキを贅沢に使ったサンドイッチ」は、パンからあふれんばかりの肉とレタス、なんとウインナーまで挟み込み、さらにワイルドになりました。




【女子チーム完成品】

女子チームの完成品は見た目が餃子ではなくなりました・・・。野外炊事で餃子は難しかったようです。でも味はまだ分かりません!希望を持ちます・・・!




【先生チーム完成品】

先生一人チームのご飯、見た目は100点!鍋で作るのはかなり難しいはずなのに、さすがの梅岡先生です。しかし、気になるお味は・・・。


やっとの思いで完成までこぎつけた3チーム。さぁいよいよお楽しみの実食です!



>>> いざ、実食判定!

みんなお腹が空いていたのでガツガツもりもり食べます!そして各チームの料理を食べた感想で実食判定!

【男子チーム料理の感想】

ステーキが入ったサンドイッチは見た目もインパクトがありましたが、味も抜群でした!ステーキとウインナーで肉肉しく“男料理”という感じ。串焼きは見るからに美味しそうでキャンプ感も味わえた一品、もちろん味も良かったです。そしてじゃがバター。じゃがバターが美味しくないわけがありません!1つ食べ出すとパクパク止まらなくなりました。


【女子チーム料理の感想】

見た目は失敗かなと思いましたが、味はちゃんと餃子でした!中身もチーズだったり、梅だったり、いろんな味で飽きることもなく、美味しく食べることができました。


【先生チーム料理の感想】

梅岡先生が作ったご飯。野外で炊くお米は硬くなってしまうイメージがあったのですが、柔らかくて美味しく、肉料理のお供として箸が進みました。


さて、気になる勝負の結果は??全力で自炊を楽しんだ取材陣あぼがどパセリ。みんなで協力をして、とても美味しい料理が作れました。最後はみんな仲良く投票で、一番美味しかった料理を決めちゃいます!

緊張の瞬間・・・

みんなの投票で選ばれたのは・・・・・


なんと・・・・・・・



梅岡先生の炊いた
“お米”!


みんなが作った料理とすごくマッチし、もちもちとした食感はまさに野外でしか味わえない美味しさでした。「the 自炊」なお米にみんな大満足し、まさかの梅岡先生に全員一致の投票という結果になりました!!



>>> 最後まで楽しい自炊

炊事をして、みんなで食べて感じたのは「野外炊飯だからこそ、より美味しい!」ということ。非日常は料理にまでプラスのスパイスを与えてくれるようです。野外炊飯だからこそ出せる味があるということを、身をもって感じることができた一日でした。

さぁ、楽しい食事を終えたあぼがどパセリ。最後は、施設を利用させていただいたことに感謝し、来た時以上にきれいになるように掃除をしました。
# 「バーベキューガーデン奥貝塚」利用料金について
・3歳以下無料
・4歳〜中学生まで:お一人あたり160円(※大阪府民の方の料金です。府外からのご利用の場合は200円)
・高校生以上:お一人あたり320円(※大阪府民の方の料金です。府外からのご利用の場合は410円)
※表記価格は税込です
※ご利用当日現金払いのみ
※営業時間は10:00〜20:00(土・日・祝日は11:00〜15:00,16:00〜20:00の2交代制)
※2021年2月時点の情報です
>>> 詳細は大阪府立少年自然の家ホームページの「バーベキューガーデン奥貝塚」をご参照ください。



『大阪府立少年自然の家』を一日取材したガイドブック編集後記

─── エシャロット担当 岩元
体験に体験に体験と、取材を忘れてしまうくらいにたくさん楽しませてもらえて「大満足」の一言です!普段味わうことのできない自然の心地よさを身体いっぱいに感じさせていただきました。自分たちで一から協力して作り、自然の中で食べるご飯はめちゃくちゃ美味しかった!!そして、ツリーイングの非日常感!この歳になって木登りに夢中になれる日がくるとは思わなかったです。自然の中での楽しみ方は無限大!あなたもぜひ自然にまみれて時間を忘れるようなひとときを!

─── トウモロコシ担当 山内
これぞ“ the 体験 ”な取材でした。私は下から見ているだけだった「ツリーイング」は、登り切った二人ともとても気持ちよさそうで、地上からは観ることのできない風景を楽しんでいて、あとから羨ましく感じたのでした・・・。自然に囲まれた中で炊事をしたり、山道を歩いたりと、普段なかなかしない体験をさせていただき、日々の慌ただしい日常から解き放たれたようでした。そんな気分を大阪で味わうことができる『大阪府立少年自然の家』。一般でも利用できるので、ぜひ訪れてみてください!

─── アボガド担当 勝吉
自然の中でたくさん遊べた一日でした。ほんとにここは大阪かな?と思うくらいの大自然で、風が心地よく、そんな中、自炊で作った料理はいつもの何倍も美味しく感じました。ツリーイングを体験した二人もどんな景色を見たのかとても気になります。次は私も体験してみたいです。山道の散歩は田舎育ちの私には懐かしく感じられ、いろんなルートがあって、探検しているみたいでワクワクしました。普段ではできない活動、触れることのない植物。そんな体験をみなさんもぜひしてみてください!

─── パセリ担当 西
『大阪府立少年自然の家』には子どもの頃から何度も訪れたことがあったのですが、今回初めてツリーイングを体験させていただきました。木の上からの景色は登った人しか味わえない素晴らしい眺めで、新たな自然の顔を知ることができる体験だと思います。大人も子どもも楽しめるこの施設に、皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
季節に応じていろんなイベントプログラムも開催しているようなので、ぜひホームページもチェックしてみてください!あぼかどパセリのガイドブック【野外活動編】、最後までお読みいただきありがとうございました!